●ノーウェイトでのガチンコ勝負をau TOM’S LC500が制す!
11月最初の週末となった2日、栃木県はツインリンクもてぎで開催されているスーパーGT最終戦もてぎ大会の公式予選が、雲ひとつない空の下で行われました。
3連休初日となったこの日、サーキットには予選日から20,000人以上のモータースポーツファンが訪れ、シリーズチャンピオンが決まる大一番に熱い視線を注ぎました。
午前中に行われた公式練習では、予選でポールポジションを獲得することでシリーズチャンピオンの権利を残す23号車MOTUL AUTECH GT-Rがトップタイムを記録、2番手にはランキング2位の37号車KeePer TOM’S LC500、3番手にランキングトップの6号車WAKO’S 4CR LC500が続き、予選前から3車が激しく火花を散らすチャンピオンシップ争いが展開されます。
14時20分から15分間で行われた予選Q1では、公式練習の勢いそのままに23号車がトップ通過、それに続いて37号車が2番手でQ1を突破。対する6号車はQ1通過8台中7番手でQ1を終えます。
そして日も傾き始めた15時03分から10分間で行われたQ2では、ロニー・クインタレッリ選手の駆る23号車が1’36.128で暫定トップに立ち、他車のタイムを見守ります。
37号車ニック・キャシディ選手が1’36.228で暫定2番手となり、23号車が逆転チャンピオンに望みを繋げたかと思った次の瞬間、37号車の僚友36号車の関口 雄飛選手が、36秒を切る1’35.964というタイムを叩き出し暫定トップに。この時点で23号車の逆転シリーズチャンピオンの権利が消滅してしまいます。
すると最後に6号車山下 健太選手が、こちらも35秒台となる1’35.999でチェッカーを受けフロントローを獲得。37号車の前での決勝スタートとし、念願のシリーズチャンピオン獲得に向け、有利な位置で決勝を迎える結果となりました。
運命の決勝は、3日の13時30分スタートの予定です。
(H@ty)