BMW X1がマイナーチェンジ。存在感を増した顔つきになり、10.25インチタッチ式ディスプレイを搭載【新車】

●好調なセールスを記録しているX1がマイナーチェンジ

2015年に登場した2代目のBMW X1は、2018年の世界販売台数が28万7,000台を記録し、好調なセールスになっているようです。

BMW X3
マイナーチェンジを受けたBMW X1のフロントビュー

2019年10月3日にマイナーチェンジを受けたBMW X1は、新世代のデザインコンセプトを採用。LEDヘッドライトや、一体型、かつ大型化されたキドニーグリル、よりデザインが強調されたL字型テールライトなど、デザインを一新。

また、フロントLEDフォグライトがバンパーに組み込まれた形状になり、エアインテークの大型化、乗降時にX1の文字が足元に浮かび上がるロゴプロジェクターが新たに装備されたことで、BMWのSAV(スポーツ・アクティビティ・ヴィークル)らしい活発な雰囲気を演出。

BMW X1
テールランプのデザインなどが変更されたBMW X1

内装では、大型化されたタッチ式10.25インチのディスプレイ、スマホ用のワイヤレスチャージング機能が標準装備され、実用性が向上しています。さらに、フルカラー化されたヘッドアップディスプレイをオプション装備として設定することで、運転支援機能が充実されています。

ほかにも、6色のLED照明で室内を演出するアンビエントライトが初搭載されると共に、インパネおよびセンターコンソールにステッチが施され、上質なキャビンとなっています。

BMW X1
10.25インチのタッチ式ディスプレイを採用

安全装備では、運転支援機能として、車線逸脱警告システムや前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキを含む「BMWドライビング・アシスト」が標準搭載されています。

ほかにも「BMWコネクテッド・ドライブ」を標準装備。車載通信モジュールにより、ドライバーやクルマと情報をITネットワークで繋ぐことで、安全などを含む多彩な情報が提供される総合テレマティクス・サービスとして2013年に輸入車として初めて導入。

スマホ向けアプリの導入により、車両情報やニュースなどへのアクセスを可能にし、利便性を向上させるサービスも提供されています。さらに、2018年8月には、操作性、利便性を高めた新たな機能が追加され、新しいスマホ向けアプリ「BMW Connected」が導入され、より快適でスマートなモビリティライフをサポートする新しいパーソナルアシスタントサービスとして享受できます。

パワートレーンは、最高出力140PS(103kW)/4,600rpm・最大トルク220Nm/1,480-4,200rpmの1.5L直列3気筒ガソリン。最高出力192PS(141kW)/5,000rpm・最大トルク280Nm/1,350-4,600rpmの2.0L直列4気筒ガソリン、同じく2.0Lの直列4気筒ガソリンで、最高出力231PS(170kW)/5,000rpm・最大トルク250Nm/1,450-4,500rpmの「xDrive25i」向けを用意。新型BMW X1の価格帯は、4,380,000円〜6,500,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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