前戦優勝の平川選手がポールポジション! トヨタエンジンが予選トップ4を独占【スーパーフォーミュラ第6戦岡山】

●シリーズチャンピオンを狙うドライバーがまさかのノックアウト

9月最後の週末となる28日、スーパーフォーミュラ第6戦が岡山国際サーキットで開催されました。午前中は事前の天気予報どおり厚い雲に覆われた中、9時20分からはフリー走行が行われました。

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今シーズンルーキーながら速さを見せている牧野選手

このフリー走行では、今シーズン好調のTCS NAKAJIMA RACINGの2台、#65 牧野 任祐選手と#64 アレックス・パロウ選手が1番手と4番手、ディフェンディングチャンピオンの#1 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 山本 尚貴選手が3番手、4番手にもホンダエンジン搭載車の#16 TEAM MUGEN 野尻 智紀選手と、トップ4をホンダエンジン勢が独占する形となります。

トヨタエンジン勢では今大会スポット参戦となる#7 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 中山 雄一選手が5番手、そして6番手に現在ドライバーズランキングでポイントリーダーの#37 VANTELIN TEAM TOM’S ニック・キャシディ選手が入ります。

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急遽スポット参戦となった中山雄一選手

その後、事前の天気予報とは裏腹に天候は徐々に回復し、公式予選が行われる14時過ぎには雲が残るものの青空となり、汗ばむほどの陽気となりました。

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予選Q1、ミディアムタイヤでB組トップタイムをマークした中嶋一貴選手

今大会は予選でのトラフィック軽減のため、スポーツランドSUGOで行われた第3戦以来となる、参戦車両をA、B2組に分けてQ1が行われ、A組では37号車ニック・キャシディ選手が、そしてB組ではキャシディ選手とチームメイトの36号車 中嶋  一貴選手の2台のトムスが揃ってトップ通過。Q2にコマを進めます。

1ポイント差でドライバーズランキング2位の1号車山本選手がまさかのQ1でノックアウト。16番手で明日の決勝を迎えることになります。

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Q2からはソフトタイヤで全車アタック。平川選手がトップタイムをマーク

10分のインターバルをおいて行われたQ2では、広島県出身でここ岡山国際サーキットをホームコースとする#20 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 平川 亮選手がトップ通過。これにトヨタエンジン勢の#4 KONDO RACING 国本 雄資選手、#38 JMS P.MU/CERUMO・INGING 石浦 宏明選手が続きます。しかしここでは37号車キャシディ選手が10番手となりQ3進出はなりませんでした。

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見事ポールポジションを獲得し、ガッツポーズの平川選手

そして迎えたQ3。8台中5位までが0.2秒以内となる僅差での予選を制したのは、Q2でもトップの20号車平川選手でした。平川選手にとっては2018シーズン第2戦オートポリス大会以来となる自身2度目のポールポジションとなりました。2番手には#3 KONDO RACING 山下 健太選手、3番手にもKONDO RACINGの4号車国本選手、4番手には36号車中嶋選手が入り、セカンドローまでをトヨタエンジン勢が独占する結果となりました。

はたして前戦優勝の平川選手が得意とする岡山で2連勝を飾るのか、またドライバーズタイトル争いの生き残りをかけた天王山として、見どころ満載のスーパーフォーミュラ第6戦決勝は、29日午後3時5分スタートの予定です。

(H@ty)