●トヨタグループとして幅広いラインナップの福祉車両を展示
新型タントに複数の福祉車両を設定しているダイハツは、要介護者・要支援者以外の高齢者などにも配慮した乗降性や販売店オプションなどを用意しています。
同社は、2019年9月25日(水)から9月27日(金)まで東京ビッグサイトで開催されるアジア最大規模の福祉機器の総合展示会「第46回国際福祉機器展H.C.R.2019」に、軽福祉車両など7車種8台を出展すると発表しました。
ダイハツの軽福祉車両「フレンドシップシリーズ」は、車いす移動車から昇降シート車、新型タントから発売された回転シート車まで、安全・安心を提供する幅広いラインナップによりユーザーから好評を集め、軽福祉車両の中でシェア1位を獲得。
今回は、2019年7月にフルモデルチェンジを受けた新型タントを中心とした展示になります。
理学療法士や大学教授との産学共同研究により開発された、高齢者の乗降をサポートする新装備「ラクスマグリップ」「ミラクルオートステップ」搭載車両や、新設定の回転シート車「タントウェルカムターンシート」に加え、大幅な進化をした「タントスローパー」「タントウェルカムシートリフト」を出展。
要支援者や軽度の要介護者から、車いすの要介護者まで、幅広いユーザーそれぞれに最適な商品を紹介。また、各車両・装備の使い勝手の良さや、介助のしやすさなどを体感できる実演デモも実施されます。
さらに、「高齢者の自立支援」を目的に、全国に活動を拡大している「地域密着プロジェクト~健康安全運転講座~」や、通所介護事業者向けの送迎支援システム「らくぴた送迎」に関するイベントも行われ、「モノづくり」のみならず「コトづくり」の観点から、地域、高齢者を軸とした同社らしい取組みも紹介されます。
なお、昨年の「第45回国際福祉機器展H.C.R.2018」や2019年4月の「バリアフリー2019」と同様に、トヨタ自動車との合同展示になり、福祉機器展での合同メッセージ「人に、暮らしに、自由という歓びを。」のもと、トヨタグループとして幅広いラインナップの福祉車両が展示されます。
(文/塚田勝弘 写真/長野達郎)