●米国限定のTRDバージョンは、日本仕様とは全く異なるルックス
トヨタは、北米市場専用となる「カムリTRD」を発売しました。このモデルは、ハイエンドグレード「XSE」に設定される米国限定のTRDバージョンとなります。
2018年11月のロサンゼルスモーターショーで初公開されていましたが、いよいよ米国で発売されます。
カムリは1980年に誕生したロングセラーモデルであり、現行モデルである10代目は、2017年から発売されています。
これまで全世界100ヶ国で累計1,800万台以上(2016年12月時点)を販売。カローラと並ぶグローバルカーとしてその地位を確立しており、特に米国市場ではEセグメントにおいて絶大な人気を誇るモデルに成長しています。
TRDは「Toyota Racing Development」(トヨタ・レーシング・デベロップメント)の略で、レース用のパーツや車両の開発に携わるほか、エアロパーツの開発も手がけています。
今回発売されるカムリTRDは、最高出力301psを発揮する3.5リットルV型6気筒エンジンを搭載する米国専売「XSE」に設定されます。
フロントエンドでは、メッシュのグロスブラックグリル、フロントスポイラー、そのほかカナード付きサイド&リアスカート、固定ウィングなどを装備します。足回りでは、TRDロゴ入り19インチのマットブラックホイールを装着、サスペンションも専用セッティングされるほかスタビライザーも専用チューンされ、車高は15mmローダウンされます。
キャビン内では、TRDロゴのついたヘッドレスト、赤いアクセントのステッチ、シートベルト、レザーのTRDシフター、ステアリングホイールなどでスポーティに演出されます。
日本でもカムリ用TRDパーツが発売されていますが全く異なるデザインとなっており、本仕様の日本上陸が期待されます。
(APOLLO)