●トヨタの日本向け仕様として初のディスプレイオーディオ(DA)が全車に標準装備
ここでは、新型カローラの装備をチェックします。
いまや必須の先進安全装備は、自転車や夜間の歩行者検知が可能な「Toyota Safety Sense」を標準装備。駐車場などでのペダル踏み間違い事故に対応する「インテリジェンスクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ/静止物)」を「W×B」と「S」に標準装備し、「G-X」にオプション設定されています。
さらに、後方から接近する車両を検知し、衝突被害軽減に寄与する「リヤクロストラッククリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)」をオプション設定。MT仕様は、リヤクロストラフィックアラート+ブランドスポットモニターをオプション設定。
インテリアで目を惹くのが、トヨタの日本向け仕様として初のディスプレイオーディオ(DA)が全車に標準装備された点で、スマホとの連携によりお気に入りの地図アプリや音楽などをディスプレイで操作、使用できます。
従来どおりの車載ナビ機能を使いたいというニーズには、エントリーナビキットまたはT-Connectナビキットを用意することで応えています。
先述したディスプレイオーディオ(DA)のスマホ連携機能では、オープンソースプラットフォームの「SmartDeviceLink(SDL)」に対応しています。スマホをBluetoothやUSBケーブルで接続することで、「TCスマホナビ」や以前お伝えしたように、「LINEカーナビ」などのナビアプリ、音楽、ラジオアプリなどをディスプレイオーディオで使用できます。また、音声認識により目的地設定やLINEのメッセージ送受信、音楽再生なども利用可能。
「Apple CarPlay」「Android Auto」は、スマホとUSB接続で利用できますが、TVとのセットオプションで、契約時にT-Connect契約が必要です。
「SmartDeviceLink(SDL)」上で作動させるLINEカーナビを標準化することで、トヨタとしてはSDL普及を図る狙いもあると考えてよさそう。なお、LINEカーナビは、自車位置をスマホのGPSなどに頼るため、長いトンネル(首都高速の山手トンネル)などでは、自車位置がフリーズする可能性もありそう。
ただし、LINEカーナビには、ほかのスマホ・ナビアプリ同様に、スマホのセンサーを使った自車位置推定機能も備わっていて、長い間GPS信号が遮断されないのであればフリーズしないケースもあるようです。
新型カローラには、DCM(Data Communication Module)と呼ばれる車載器が標準装備されていて、安心、便利に寄与するコネクティッドサービスを基本利用料5年間無料(6年目以降は年間3,300円、または月300円・共に税別)で利用できます。
これにより、ドアロックが遠隔操作できるリモート機能やハイブリッドナビなどの利用が可能で、昨年発売されたカローラスポーツから「T-Connect」サービスの機能範囲が拡大しています。
(文/塚田勝弘 写真/長野達郎)