●ハイエースベースで4ナンバー登録。シンプルなレイアウトが特徴の「backpacker」
4ナンバー登録のコンパクトサイズ(全長4695×全幅1695×全高1980mm)、シンプルなレイアウトで「毎日使えるキャンピングカー」を謳っているのがRVランドの「backpacker(バックパッカー)」です。
ベース車は、トヨタ・ハイエースのロングバン DX 標準ボディ、標準ルーフ、「GLパッケージ」。エンジンは、2.0Lガソリン・2.8Lディーゼル、2WD・4WD(ディーゼルのみ)から選択できます。
乗車定員は5名、就寝人数は2人+αで、1870×1420mmのリヤ常設ベッド、950×900mmの2列目シートベッドを合わせると、最大で2820×1420mm/900mmの広大なベッドスペースになります。2列目シートベッドは、セカンドシートを倒して、追加ベッドマットを乗せるだけで展開可能。
標準装備されるキャンパー装備は、常設ベッド、REVOバタフライ900mmのセカンドシート、テーブル、メイン・サブデジタルバッテリーメーター&プロテクター(バッテリー保護システム)、メイン・サブ自動管理走行充電システム、100Ah超高性能ディープサイクルサブバッテリー(×1)、フルトリム、床全面クッションフロア、右オーバーヘッドキャビネット、収納庫など。
FFヒーターやサイドオーニング、遮光カーテン、外部電源、冷蔵庫などはオプションになります。
セカンドシートを後ろ向きにしてテーブルを設置すれば、常設ベッドをソファ代わりにしてダイネットとして使えます。また、リヤ常設ベッド下の収納スペースは、長さ1450×幅750×高さ250mm、長さ450×幅400×高さ250mmの2か所があり、スノーボードやスキー板などの長尺物の積載も可能。
車内で調理はしないけれど、荷物を積んで車中泊を楽しむ夫婦や小さな子どもが1〜2人いるファミリーに普段使いもしやすいライトキャンパーといえそうです。展示車両の価格は366万5000円(諸費用別)です。
(文/写真 塚田勝弘)