●先進技術を活かした機能や装備が取り入れたXEの2020年モデル
スポーツサルーンを再定義する「ゲームチェンジャー」を掲げて登場したジャガー「XE」は、アルミニウムを75%使った軽量モノコックボディによる軽快なハンドリングが魅力です。
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、XEの2020年モデルの受注を2019年8月3日から開始しました。2020年モデルは、デザインをよりパワフルでダイナミックに一新させ、ピュアスポーツカー「F-TYPE」の要素を取り入れ、スポーツサルーンとしての個性を強調。
外観は、前後バンパーのデザインを刷新し、特徴的な「Jブレード」デザインのLEDヘッドライト、半円形のLEDテールランプが採用されています。
内装には、直感的に操作できる「スポーツ・シフト・セレクター」が配置され、さらに上質なレザーシートを全グレードに標準装備して、よりラグジュアリーなキャビンに仕立てられています。
なお、ジャガー・ランドローバーでは、新型レンジローバー・イヴォークのように、ダイヤル格納式のシフトから「スポーツ・シフト・セレクター」の移行が図られています。よりスポーティな変速操作を狙っての変更とのことです。
ラインナップでは、「R-DYNAMIC」グレードが追加され、全17機種展開になっています。「R-DYNAMIC」は、航空機用ウィングレットからインスピレーションを得たという、エアロダイナミクスを向上させるボディラインやダークメッシュ仕上げのグリルなど専用のエクステリアデザインが特徴。さらに、コントラストステッチが施されたスポーツスタイルシートやサテンクロームのギアシフトパドルなども用意されています。
また、10インチと5インチの高解像度デュアルタッチスクリーンで構成されるインフォテインメントシステム「Touch Pro Duo」をはじめ、モバイル機器のバッテリーをケーブルに接続することなく充電可能な「ワイヤレス・デバイス・チャージング」をジャガー・ランドローバーで初採用。車体上部のカメラで撮影した映像をルームミラーに映しだす、ジャガー初の「ClearSightインテリア・リヤビュー・ミラー」など、先進技術を活かした機能や装備が取り入れられています。
さらに、これまでオプション装備だったレーンキープアシストやドライバーコンディションモニター、トラフィックサインレコグニション、アダプティブスピードリミッターなど、ドライバー支援システムを全車に搭載。
そのほかスマホのアプリを車両のタッチスクリーンから操作できる「InControlアプリ」、「Apple CarPlay」、「Android Auto」にも対応するスマートフォンパックなど、最新のコネクティビティ機能がアップグレードされ、標準装備されています。
2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(180PS)の価格帯は、5,290,000円〜6,560,000円。2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(250PS)は、5,550,000円〜6,820,000円。2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(300PS)は、5,960,000円〜7,230,000円です。
(塚田勝弘)