ニュルブルクリンク24時間レースは巨大なおもちゃ箱。レゴで作った実物大ブガッティ&ポルシェを発見!

■ニュル24時間はレース以外にも見どころが満載

●レゴで作った実物大のブガッティ シロンにクギ付け!

いよいよレースウイークに入った、2019年ニュルブルクリンク24時間レース。レースの様子も気になるところですが、まずはイベントなどが行われる建物の中で、『レゴ』で作られた実物大、ブガッティ シロンの大迫力な様子をご覧ください。

●優雅なボディラインも完全再現

レゴはこれまでもポルシェやカムリ、マクラーレン720Sなども実物大で再現していますが、このブガッティ シロンは、組み立てに使用されたブロック100万個以上、時間にして13,438時間もかけて制作されたものです。なによりすごいのは、ライトが点灯したり、メーターも機能し実際に走ることができる点。そのためタイヤとホイールは実車の物が使われています。

ブガッティ シロン特有の、優雅な曲線を描くボディラインや、巨大なリアウイングなども完全に再現されており、室内もシートやインパネ周り、スイッチ類も再現されています。なお、エンブレムは本物を使用しています。

モーターを搭載を搭載したEV車で、モーター出力は最大5.3hp、最大トルク9.4kgmを発生し、総重量1500kgの巨体を20km/h程度の速度で走らせられるそうです。

●半分本物というポルシェも展示

また、会場には、半分がレゴ、半分が実車というポルシェ997型911RSRも展示され、小さな子供も食い入るように眺めていたのが印象的でした。こちらのポルシェも実車と同じボディラインが再現され、遠目に見れば、普通の911RSRが展示されているんだな、と素通りしてしまいそうな精巧さでした。

(写真・文:雪岡直樹)