スバル/STIチームの朝礼から本格始動【ニュルブルクリンク24時間 取材日記・木曜日その1】

■「ニュルブルクリンク24時間レース」のレースウイークに突入しました!

・24時間の熱い戦いを現地clicccarスタッフが随時お届けします

ドイツ・ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで行われている「ニュルブルクリンク24時間レース」がいよいよスタートしました。clicccarも現地入り完了! 日曜日のゴールまで、ニュル24時間ならではの話題をご紹介していきます。

私たち取材班は、木曜午前中にパドックに入りました。まずは、各チームに挨拶回りをしながら雰囲気を探ります。

そうしたなか、スバル/STIチームはまさに朝礼が始まったところでした。

「長いレースですが、リラックスしながらも緊張感を持って頑張りましょう」と、辰己総監督が挨拶。ピリっと空気が引き締まりました。

そして、フォトセッションが続きます。

まずはドライバー4人。一番左のカルロ・ヴァン・ダム選手は、2010年からスバル/STIチームに加入し、今回が記念すべき10回目のニュル24時間となります。「この並びは年齢順かな?」とカルロ選手。

次はヘルメットありバージョン。一番右の井口卓人選手は今回のための特別カラーリングです。

和をイメージしたペイントの精巧さに、辰己総監督も驚きの表情。

次に、チーム首脳が入ります。ドライバーの表情もだんだん柔らかくなってきました。

最後に、ディーラーメカニックの皆さんとの集合写真です。例年、初日のディーラーメカニックさんたちは、メディアを前にしてのフォトセッションとなると緊張でガチガチといったイメージだったのですが、今回のチームは力が入りすぎず、どこかリラックスできているような気がしました。この調子で日曜日まで頑張っていただきたいと思います。

この写真を見て、「あれ、いつもとちょっと違うな」と感じた方は、スバル通に認定です。

今年のSUBARU/STIチームのパドック内テントスペースは、例年とくらべてかなり広くなりました。そのため、レースマシンのWRX STIが若干奥に入ってしまっています。例年ならギャラリーが行き交う通路に面してテントが張られるため、マシンや作業風景を間近に見ることができたのですが、今年はこのような距離感となっています。その分、メカニックさんたちは余裕をもって作業ができると思いますね。

スバルの応援ツアーでいらっしゃるファンの皆さんは、パーテーションの中に入れるのかもしれませんよ。

昨2018年と比べてマシンも進化し、クラス優勝とともに悲願の9分切りも期待されています。SUBARU/STIチームの2019年のニュルブルクリンク・チャレンジに注目しましょう!

(写真・文:渡辺 文緒)