スマホをバイクに固定するためのアイテム、いわゆるスマートフォンホルダーは星の数ほど世にでています。そんな中でも以前から気になっていたスマートフォンマウント「QUAD LOCK MOTO/クアッドロック モト」を購入してみました。
マウントシステムとスマホケースで実勢価格はおよそ1万円。価格的には高い部類に入りますが、果たして見合う性能はあるのか実際に使って確認してみました。
クアッドロックはオーストラリアのプロダクトデザイナーChris Petersさんが興したブランド。2011年、クラウドファンディング「Kickstarter」で資金調達を成功させ、製品化されました。
そのスタイリッシュなデザインと機能性の高さから、100カ国以上の国に出荷されるまでになった、今注目のギアなのです。
早速開封してみましょう。マウント本体、マウントベース、アーム、スペーサー各種、レンチが専用のブリスターに収まっていてとてもスマート。説明書も同梱されています。
こちらは裏面が専用設計になっている、クアッドロックのスマホケース。
スマホに装着してみるとフィット感も完ぺき。サイドボタンをしっかり守るつくりになっていて、表面はさらっとした質感。触り心地がかなりいいです。
ちなみに専用ケースが用意されていないスマホ向けに貼り付けタイプも用意されています。
●車輛への取り付けはとっても簡単
早速私のバイク、カワサキのW650に取り付けてみたいと思います。
まずはハンドル径に合わせてスペーサーを選択し、マウントベースを固定(W650はクランプ部分がインチサイズになっているので、25.4mmを使用)。
あとはアームとマウント本体をねじで固定するだけ。恐ろしいほど簡単に装着できました。
ちなみにアームを使わず取り付けることも可能です。これまで使っていたスマホホルダーと比較してみると、かなりすっきりした見た目に!
スマホを取り付ける際は45°傾けた状態で押し込み、任意の向きに(縦or横)に回すだけ。
外す時は青いレバーを押し下げながら45度回転させるだけです。
慣れれば片手でも操作できそう。装着後、スマホを掴んで上下左右に動かそうとしましたが、ガッチリと固定されていてビクともしません。これなら安心です。
公式サイトには耐久性の高さを証明する動画がありました。
スマホをつけて早速実走。走りだしてすぐ感じたのは、スマホとバイクが一体化したかのような感覚です。
ハンドルのクランプ部分からスマホまでを最短距離でつなぐことができるため、振動がかなり抑えられている印象。このあと高速も走ってみましたが、画面の見やすさは非常に良好でした。
スタイリッシュな見た目に高い機能性を兼ね備えた「クアッドロック モト」。
やや値段は張りますが、普通のスマホマウントに比べて格段にスッキリする作りなので、それに見合う価値は十分にあると思います。
気になる方は是非お試し下さい!
(ライター:橋本 文/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン)
【関連リンク】
クアッドロック モト
http://www.quadlockjapan.com/products/list.php?category_id=14
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