ポルシェ、今秋の東京モーターショーには出展せず! 独自エキシビション「scopes Tokyo(仮)」を実施

■「scopes Tokyo(仮)」はアートやライブなど多彩なコンテンツを提供するミレニアル世代向けエキシビション

5月28日、ポルシェジャパンは新型ポルシェ911を7月5日より日本で発売開始する、と発表しました。

その発表会に登壇したポルシェジャパン・七五三木敏幸社長は、日本における今後のポルシェの展開を明らかにしました。

まずは、新たな取り組みである「scopes Tokyo(仮)」が発表されました。今年は秋に東京モーターショーが開催されますが、そこにポルシェは出展しません。その代わりに実施するのが、ミレニアル層を中心とする次世代に向けた独立型ブランドエキシビションです。

ミレニアル層とは、2000年代初頭に青年期を迎えた人々のことを指します。彼らは最初のデジタルネイティブの世代であり、ソーシャル意識が高い世代でもあります。ポルシェはその中でも先鋭的な高感度層を「ドリブンユース層」と呼び、彼らに向けて独自のブランディング活動を展開していく、とのことです。

具体的には、今年の11月中旬から12月中旬の1か月間、渋谷の「SO-CAL LINK GALLERY」を会場として、「想像力と共振の場」をコンセプトに据え、新型モデルのジャパンプレミアやアート、音楽、ライブセッションなどのコンテンツを提供する予定となっています。

この「scopes」ですが、昨年9月にベルリンで第1回目が、今年5月にアムステルダムで第2回目が開催されました。東京は、世界で3番目の開催となります。

開催概要など詳細は決定次第、順次公開されていくとのことです。

●ポルシェ初のEVスポーツカー「タイタン」は2019年中に国内発表! ポルシェ専用のドライビング体験施設も千葉県・木更津に開業予定

続いて、ゼロエミッションスポーツカー「タイカン」の日本導入について。タイカンは今年9月初旬にワールドプレミアの予定です。すでに全世界で2万人が購入希望リストに名前を連ねているとのこと。日本においては、2019年内の発表・2020年の導入を予定しているそうです。

ポルシェジャパンでは急速充電のインフラについても着手しています。

現在、ポルシェジャパンはABB社と独自にパートナーシップを結び、2020年代半ばに次世代型チャデモ充電器を全国のポルシェセンターや公共施設に設置することを目指しています。この充電器は150kW超の出力があり、タイカンへの80%充電を30分以内に完了することができる、世界最高レベルの急速充電器となる予定です。

そして、2021年には、「ポルシェエクスペリエンスセンタージャパン(PEC Japan)」を千葉県木更津市に開業予定です。

一般的なハンドリング路のほか、低摩擦路、オフロードなど多彩なコースが設けられる模様ですが、ここは、すでにポルシェを所有しているオーナーだけが対象ではありません。これからポルシェに乗りたい、もっとポルシェを知りたいという、ポルシェ未体験の未来のオーナーにもポルシェのスポーツドライビングを体験して理解してもらうことが目的の施設となる、とのことです。

最近、日本では絶好調なセールスが続くポルシェですが、そこに安穏とすることはありません。新しいユーザーを開拓することに貪欲なポルシェの姿勢と取り組みの数々に、今後も注目していきたいところです。

(長野達郎)

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