【新車】最大のネックを解消!? トヨタ・プリウスPHVが4人乗りから5人乗りに変更

今回の一部改良では、後席3人掛けの5人定員にしただけでなく、クルマに蓄えた電気を住宅に供給する仕組みである「V2H(ブイツーエイチ)」も用意されおり、災害などの停電時でも蓄電池としても活用できます。

「V2H」は、急速充電インレットに外部給電機能(V2H)をオプション設定し、V2H機器(別売)と接続することで、プリウスPHVの駆動用バッテリーに蓄えた電力を家庭用電力として利用することが可能なシステム。

また、住宅の太陽光発電などで生じた余剰電力を車両の駆動用バッテリーに蓄電することも可能で、電力需要の平準化という効果も期待できるそう。さらに、充電時間も普段の200V用充電ケーブルを使った場合と比べて、約1時間30分と大幅に短縮されます。

安全装備の強化も図られています。駐車場などからバックで出る際に、左右後方から接近してくる車両を検知し注意喚起する「リヤクロストラフィックアラート」や、車両を上から見たような映像をナビゲーション画面に表示するパノラミックビューモニターが新たに設定されています。さらに、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ/対静止物)の設定も拡大されています。

さらに、専用通信機のDCMが全車に標準搭載され、遠隔で走行アドバイスや車両診断を受けられる「eケアサービス」や「LINEマイカーアカウント」のような様々なコネクティッドサービスが利用できます。

トヨタ・プリウスPHVの価格は、「S」が3,178,440円、「S “セーフティパッケージ”」が3,285,360円、「S “ナビパッケージ”」が3,661,200円。「A」が3,502,440円、「A “ナビパッケージ”」が3,926,880円。「Aプレミアム」が3,814,560円、「Aプレミアム “ナビパッケージ”」が4,266,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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