ゴールデンウィークも後半となった5月3日、快晴の青空のもとで行われたスーパーGT第2戦富士の予選。
GT300では近藤真彦監督率いる56号車リアライズ日産自動車大学校GT-Rが、小林崇志のもつコースレコードから0.164秒差に迫る、1’35.861というタイムで見事ポールポジションを獲得しました。
その56号車で、今シーズンからスーパーGTに参戦しているサッシャ・フェネストラズ選手。一体彼はどんな選手なんでしょう?
1999年7月28日生まれ。アルゼンチンとコロンビアにルーツを持つフランス人です。
7歳でカートに乗り始め、2015年にフランスF4で4輪デビュー、参戦初年度でシーズン2位という好成績を残し、翌年フォーミュラ・ルノー2.0にステップアップ。そこでも参戦2年目となる2017年にはチャンピオンを獲得。
同年にはヨーロッパの強豪カーリンからヨーロピアンF3とマカオグランプリにも参戦。2018年にも同シリーズにフル参戦し、マカオグランプリでは3位表彰台を獲得している実力派ドライバーなんです。
今シーズンはGT300のほかに全日本F3選手権にも参戦し、先日鈴鹿サーキットで行われた開幕戦では見事デビューウィンを飾っています。
そんなサッシャ選手ですが、性格はとても明るく、ピットウォークでは常に笑顔と話が止まらないほど賑やかな印象です。実家はMaison Fenestrazという、フランスやアルゼンチン、ブラジルでリゾートホテルを展開しています。あの明るさはやはり、ラテンのノリなのかもしれませんね。
決勝では平峰選手とともに、どんな走りを見せてくれるのか、56号車の走りにも注目です!
(H@ty)