パイオニアは、凹型形状シートや輸入車などのヘッドレストが外れないシートにも取り付けられる後席用プライベートモニター4機種を2019年7月に発売すると発表しました。
9V型ワイドVGA液晶パネル(約115万画素)には、バックライトに高輝度LEDを採用し、臨場感あふれる映像が楽しめるとしています。くっきりとした映像を描き出す「アドバンスドシャープネス回路」を搭載していて、鮮やかな色彩と奥行感のある映像を楽しめます。
対応するメディアは、スマホやメインユニットを同機のHDMI入力に接続すれば、スマホからのミラーリング映像や、メインユニットから出力された映像を高画質で再現。また、手持ちのヘッドホンを接続すれば、HDMIソースの音声を1人で楽しむこともできます。
シートへの取り付けは、従来商品では装着困難だった「凹型形状シート」や輸入車などの「ヘッドレストが外れないシート」にも対応する新機構を採用。より多くの車種への取り付けが可能。また、取付部が従来の約16%薄型化することで、ヘッドレストにスマートに取り付けられます。
ラインアップは、シート背面の状態に応じて選べるHIGHポジションタイプの「TVM-PW930T/PW930」とLOWポジションタイプの「TVM-PW920T/PW920」の2種類。さらに、後部座席者の安全を確保するシリコン製「モニターカバー」が同梱されています。
価格はオープンプライスで、実勢予想価格は2台で1セットの「TVM-PW930T」と「TVM-PW920T」が5万3000円前後、1台のみの「TVM-PW930」と「TVM-PW920」が3万円前後(税別)です。
(塚田勝弘)