パイオニアがBMWとMINIに対応した専用スピーカーを発売

2019年夏モデルを発表したパイオニア。2019年6月から発売されるBMW専用スピーカー「TS-H101-BM」は、文字どおりBMW用にチューニングが施されていて、ハイレゾ音源再生にも対応した高音質が特徴です。

対象車種は、1シリーズ(F20型、2011年~)、2シリーズ(F45型、2014年~)、3シリーズ(F30/F31型、2012年~)、4シリーズ(F33型、2014年~)、MINI(F55/F60型、2013年~)。

同スピーカーは、「Open&Smooth」コンセプトによる広い音場と豊かな情報量で臨場感のある音を再生することが可能としています。

「Open」は、開放的な音の鳴り方や音場がスピーカーの間隔より広く感じられるようなステージ感、「Smooth」は、ウーファーとトゥイーターの音がスムーズにつながっている状態を表すそう。

「Open & Smooth」コンセプトにより、低歪みと広指向性で優れた空間描写を実現。専用磁気回路の開発やパーツの選定、インラインネットワークの採用などBMW専用のチューニングが施されることで豊かで臨場感のある音を実現し、トゥイーター部には、低歪みと58kHzまでの広域再生を実現する「2.9cmバランスドドームダイアフラム」、振動板への伝達ロスが少ない「頂点駆動方式」が採用され、中域から高域まで明瞭な音を再生。ウーファー部は、カーボン素材を含有した「IMCC(Injection Molding Carbonized Cone)」振動板の採用により、豊かな低音再生が可能。

BMWの車室内環境を解析した専用サウンドチューニングキット(制振シート、マルチファンクションマット、遮音パッキン)は、ドアの内部で発生する不要共振の低減や逆相音の遮蔽など、車内の音場が補正できます。付属の車種別取付マニュアルに沿って各パーツを取り付けるだけで、理想的な音響空間でスピーカー本来の音を楽しめるそうです。

「TS-H101-BM」の価格は30,000円(税別)です。対象のBMW、MINIモデルにお乗りの方でより高音質を楽しみたい方は要注目です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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