●GT500・GT300両クラスで大活躍だったブリヂストンタイヤ
岡山国際サーキットで開幕したスーパーGT 2019シーズン。土曜日の予選はドライコンディションでしたが、日曜日に予想されていた雨はピットウォークまではなんとかもったものの、決勝前のフリー走行ではウェット宣言が出され、ウェットコンディションでの決勝を迎えました。
雨量も多かったため、セーフティーカー先導での決勝スタートとなり、SC解除後も度重なる接触やコースアウトの影響で、レース自体は31周をもって赤旗中止となってしまいました。
そんな中、GT300クラスで予選決勝ともにトップ3を獲得したのはブリヂストン装着車でした。
また、GT500クラスでも、SC解除直後から1号車、17号車、そして8号車が追い上げ、最後のSC導入の直前まで、トップ3をブリヂストン装着のNSX-GT勢が独占しました。
今回特に注目したいのは、昨年までヨコハマタイヤを装着していたGT300クラスの52号車・埼玉トヨペットGB マークX MCの大躍進です!
こちらはドライバーも吉田広樹選手が新たに加入し、チーム内でもまだまだ調整が充分ではないであろう中での予選決勝共に3位というのは、今後の熟成次第では今シーズンの台風の目になりそうな予感大です!
今回はドライ、ウェット共に速さを見せたブリヂストン勢。次戦、屈指の高速サーキット富士でどんな走りを見せてくれるのか、そしてライバル勢の巻き返しはあるのか。ゴールデンウィークが今から楽しみです!
(H@ty)