自動運転車の安全基準作りでトヨタなど3社がコンソーシアム設立へ

トヨタ自動車、ゼネラルモーターズ、フォードの3社が自動運転車の安全基準作りを推進する企業連合「自動運転車安全コンソーシアム」を設立するそうです。

3社は規格標準化団体(SAEインターナショナル)と協力、自動運転車の安全基準づくりで連携するほか、自動運転試験や基礎開発・運用面でも連携する模様。

米国などで公道を使った走行試験が進んでいるものの、安全性の基準が統一されていないため、コンソーシアムでは各社が独自に進めている試験の標準化や基準を確立する方針。

2020年代前半をめどに、SAEが定める人の関与が不要な高度自動運転「レベル4」「レベル5」の実現に向けた安全基準策定を目指すそうです。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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