【Formula E 香港ePrix】ウェットコンディションでのスーパーポールを制したのは、日本でも活躍したあのドライバー

お昼から始まる予選は予定通り、前戦までのポイントランキング順で4つのグループに分かれて行われました。

グループ3で予選に臨んだ日産e.dams勢は路面コンディションにも助けられ、ローランドがその日の自己ベストを更新する1分12秒140で暫定トップに、ブエミも暫定6番手でスーパーポール圏内に入ります。

ところがその後のグループ4ではHWA(メルセデス)の2台、イギリス人のゲイリー・パフェット、そして日本のSuper Formulaでも活躍したストフェル・バンドーンに立て続けにタイムを更新されてしまいます。バンドーンはこの日初となる12秒を切る、1分11秒592という驚異的なタイムでサーキットを驚かせます。

そして予選上位6台で争われるスーパーポール。走行を終えたドライバーたちが見守る中4番手で走行したローランドは、難しい路面コンディションで時折リヤを軽くスライドさせながらもアグレッシブな走りをみせ、自己ベストを更新する1分11秒903で暫定トップにたちます。

続くパフェットは1コーナーでオーバーシュートしてしまい暫定4番手に後退。そして最終走行のバンドーンも同じく1コーナーでクリップを外しますが、予選タイムを0.012秒上回る1分11秒580でポールポジションを獲得しました。

日産勢はローランドがフロントローとなる2番手、ブエミは4列目8番手から、3時間後の決勝レースに挑むことになりました。

(H@ty)