トヨタが仏パリにFCタクシー(MIRAI)600台を導入するワケは?

欧州トヨタが水素モビリティの普及を目的に、合弁会社「HysetCo」を設立したと発表しまた。

2020年末までに仏パリ市内のFCV(燃料電池車)によるタクシーサービス「HYPE」(Hydrogen Powered Electric Taxi Service)に600台のFC(燃料電池)タクシーを配備すべく、エアリキード、Idex、STEPの3社と共同で設立したもので、市内を走るタクシーのゼロエミッション化により、パリオリンピック(2024年)に向けた大気質改善に協力するそうです。

HYPEには現在100台のFCタクシーが配備されており、今回の「HysetCo」設立に伴い、目標台数に向けたFCタクシー配備に弾みが付きそうです。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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