アストンマーティンAPACが社会貢献活動の一環としてアメリカの国際機関WGIをサポート

アストンマーティン・アジアパシフィック(以下APAC)が、世界の人々に良質な教育を提供することを目指しているアメリカの国際機関・WGIのスポンサーとなることが、東京青山にあるアストンマーティン青山ハウスにおいて発表されました。

WGIは誰もが読み書きができることを目指して人材や資源を動員している国際組織で、現在Read and RiceとYou Can Readという2つの主要プログラムを運営し、受講者の読み書きの能力向上をサポートしています。

ニューヨークに本社を置くWGIは、これまでニューヨーク、ロサンゼルス、香港、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタと、2つの大陸のまたがる6つの都市で事業を展開しています。そして今回7番目の都市として東京が選ばれ、渋谷区にある笹塚子供テーブルで活動を開始することとなりました。

発表会のスピーチで、アストンマーティンAPAC代表のパトリック・ニルソン氏は個人的な見解としたうえで、「地域社会に参加し、貢献するには十分な識字能力が必要だと考えています。また、英語の能力は友情を築いたり、仕事を獲得したり、欲求を満たすなど効果的なコミュニケーションを行ううえで、今後不可欠になるはずです。現在でも多くの人々が「当たり前のこと」だと考えている、読み、書きの能力が持っていない人をなくすために活動しているWGIを今回サポートすることができとても嬉しく思っています」と話しました。

WGIを設立したチャンス・ウィルソン氏は、14歳のときにクラスメートの何人かが読み書きができないのを見て、読み書きのできない人をなくすことの重要性を認識すると一人で活動を始めたそうです。

そしてチャンス氏は「世界有数のブランドであるアストンマーティンAPACから経済的な支援およびブランドサポートを受けることで、私たちWGIはさらに成長し、活動の場を広げることが可能になります。WGIの全スタッフを代表してアストンマーティンAPACの支援に感謝します」とスピーチしました。

発表会ではWGIのロゴをあしらったアストンマーティン・ヴァンテージがアンヴェールされ発表会に華を添えました。誰もが読み書きができるようになる良質な教育を提供したいと考えて活動している19歳のチャンス氏を、潤沢な資金力と強力なブランド力をもつアストンマーティンがサポートすることにより、WGIの活動は一段と加速し誰もが読み書きできる世界の実現は早まりそうです。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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