●ライバルはテスラ・モデルX。新しい充電方式を備えたフォード・マッハ1
フォードは、スポーツカー「マスタング」からインスパイアされた新型エレクトリック・スポーツSUV「マッハ1」のティザーイメージを公開していますが、今秋11月にも実車が初公開される可能性が高いことがわかりました。
「マッハ1」は車内コードネーム「CX430」と呼ばれており、C2フロントドライブプラットフォームを採用します。新型「エスケープ/クーガ」と同セグメントにラインアップされ、「マスタング」から意匠を継承する薄くシャープなヘッドライト、アグレッシブなバンパーを持つフロントエンドが予想されています。
ハイライトはその充電方法です。従来はボディにある充電口へプラグを接続させますが、同ブランドの副社長であるシェリフ・マクラビー氏は、この方法はEV市場拡大へ繋がらないと見ており、ワイヤレスなど革新的な技術が投入される可能性を示唆しています。
予想スペックは300マイル(約483km)の航続距離を実現すると伝えられ、ライバルとなるテスラ「モデルX P100D」の295マイル(約474km)以上の高性能となりそうです。
ワールドプレミアは、2019年11月ロサンゼルスモーターショーと予想され、2020年以降の発売となります。フォードは昨年フルピックアップトラック「F-150」のフルEVモデルを公開しており、こちらは先に発売となると思われます。
(APOLLO)