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・メルセデス最強のディーゼルエンジン搭載
最新の「S 400 d 4MATIC」は、340ps/700Nmというメルセデス最強を謳う3.0L 直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。
シリンダーブロックをアルミニウム化し、「NANOSLIDE」シリンダーコーティングによるフリクションの低減、排気側にのみカムトロニックを配した可変バルブタイミング機構とすることで、冷間時に排ガスを燃焼室内に戻すことで、燃焼室内の温度上昇を図るというもの。
DPF(粒子状物質除去フィルター)にSCRコーティングが施されるなど、NOx低減など排ガス浄化対策も入念に施されています。9ATの「9Gトロニック」と組み合わされる同エンジンは変速ショックとは無縁で、しかも踏めば即座に対応するシフトフィールが味わえます。
試乗車は、1160万円の「S 400 d 4MATIC」で、55万5000円のベーシックパッケージ(パノラミックスライディングルーフ、ドアとトランクリッドのクロージングサポーター、前席シートベンチレーター、後席シートヒーターなど)を装備しています。
さらに、69万円のレザーエクスクルーシブパッケージ(Burmesterサラウンドサウンドシステム、前席リラクゼーション機能、前席マルチコントロールシートバック、ドライビングダイナミックシートなど)および89万2000円のAMGラインプラス(AMGスタイリングパッケージ、20インチAMG10スポークアルミホイール、ステンレスアクセル&ブレーキペダルなど)がオプション装着され、価格は1373万7000円。
さらに、メンテナンスプラス、保証プラスが加わると1426万6200円となります。
(文/写真 塚田勝弘)