フィアット500ベースとは思えないほど、高効率パッケージングで後席の広さを確保しているフィアット・パンダ。カタログモデルはFFで、トランスミッションは2ペダルのシングルクラッチ「デュアロジック」が組み合わされています。
11月1日から150台限定で発売された「Fiat Panda 4×4 Italiana」は、以前も特別仕様車で設定されたことのあるMT仕様。カタログモデルと同様に、フィアットの2気筒エンジンである「TwinAir(ツインエア)」に6速MTが組み合わされ、街中でも軽快な走りが楽しめるのが特徴。
オンロードでは、軽快な走りを披露し、オフロードではELD(電子式ディファレンシャルロック)による4WDシステムにより、タイヤの空転を抑制した安定した走行が可能です。
今回の限定車は、英語で「イタリアン」を意味するイタリア語「Italiana」が与えられ、ボディカラーにイタリアを連想させる「トスカーナ・グリーン」「アイス・ホワイト」「アモーレ・レッド」の3色が設定されています。
トスカーナ・グリーンとアイス・ホワイトのボディカラーには、グレーのインストルメントパネルにダークグレー/グリーンのシートを組み合わせたインテリアカラーを採用。アモーレ・レッドのボディカラーには、レッド/グレーのシートが装備されています。ほかにも「Panda 4×4」専用の専用ファブリックシート、15インチアルミホイールやフロント&リヤバンパーなども装備されています。
台数はトスカーナ・グリーンが60台(シートカラー:ダークグレー/グリーン)、アイス・ホワイトが60台(シートカラー:ダークグレー/グリーン)、アモーレ・レッドが30台(シートカラー:レッド/グレー)。価格は2,559,000円です。
(塚田勝弘)