レクサスISのクーペバージョンであるRCが10月31日にマイナーチェンジを受けました。2014年に登場以来、クーペならではのエレガントでスポーティな外観、高い走行性能を備え、レクサスのブランドイメージを牽引してきたモデル。
今回発表された新型RCは、フラッグシップクーペであるLCを彷彿とさせるレクサス新世代のデザイン、走りを継承したとしています。
外観を見ていくと、ヘッドランプから下に伸びるバンパーコーナーの造形や、上下で開口比率を徐々に変化させたメッシュパターンのスピンドルグリルなど、より印象に残るデザインが採用されています。
また、超小型三眼LEDヘッドランプユニットを縦方向に配置し、L字型のLEDクリアランスランプとの組み合わせで、新型RC独自の精悍かつエレガントな表情を生み出したとしています。
リヤビューは、バンパーコーナーにエアダクトが設けられ、優れた操縦安定性に寄与するとともに、タイヤの踏ん張りを強調する造形にもなっています。また、リヤコンビネーションランプをL字がより際立つデザインに変更。
ボディカラーは、スポーティさを際立たせる新色の「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」や「スパークリングメテオメタリック」を含む全11色を設定。
内装は、ヒーターコントロールパネルとオーディオパネルを質感の高いヘアライン調に変更。大型化されたニーパッドで両端から挟み込む構成とすることにより、上質な空間が得られたとしています。
また、インパネ上にLCと同意匠のアナログクロックが採用され、レクサスクーペとしての質感の高さを付与。オーナメントパネルは、“F SPORT”に本アルミ(名栗調仕上げ/シルバー)やダークグレーヘアラインが新たに採用され、全5種類を用意。
内装色は、LCから継承された「オーカー」のほか、ブラックの表皮に落ち着いたイエローをアクセントとして組み合わせた新色「ブラック&アクセントマスタードイエロー」などの“F SPORT”専用色を含む全7色を設定。
価格帯は、3.5L V型6気筒を積む「RC350」が6,360,000円〜7,070.000円。2.5L 直列4気筒を積む「RC300h」は6,000,000円〜6,520,000円。2.0L 直列4気筒ターボを搭載する「RC300」が5,560,000円〜6,080,000円です。
(塚田勝弘)