ヤリスWRCのデモランの前には、入門編マシンといえるトヨタ86のラリー仕様や、モリゾウ選手が4WDドラテクを磨くために使ったというインプレッサWRXのラリー仕様でもデモランが行なわれました。
FRらしいドリフト走行と4WDならではのピンポイントを軸にクルクルと回るアクセルターンなど、クルマの特性に合わせてドライビングを切り替えることができるのも、モリゾウ選手としての豊富な経験がなせるワザ。
司会をつとめたのは、レーシングドライバーとしての顔を持つピストン西沢さん。そのピストンさんを持ってして「うまい!」と言わせるモリゾウ選手=豊田会長の走り。ラリーマシンのデモランがクルマの楽しさや魅力を存分にアピールしたことは、東京モーターフェス2018の記憶に残るシーンになったのではないでしょうか。
(山本晋也)