【SUPER GT2018 第6戦・SUGO】話題のModulo KENWOOD NSX GT3は内容充実の予選

9月15〜16日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催中のSUPER GT第6戦「2018 AUTOBACS SUPER GT Round 6 SUGO GT 300km RACE」。

夏の話題を独り占めした感のあるModulo KENWOOD NSX GT3はどんな予選を戦ったのでしょうか。

8月はじめのSUPER GT第5戦で不運のクラッシュにより、今期の活動存続が危ぶまれたModulo KENWOOD NSX GT3でしたが、奇跡の新車導入により復活。

SUZUKA 10HOURSではSUPER GTのチーム体制そのままで参戦し、見事完走。さらに、最も注目されるチームに贈られる「メディア賞」を受賞しました。

今回のSUGO戦はGT300クラスの予選がA・Bと二つの組み分けがされ、そこからの上位各7台ずつがQ2に進出するという方式となっています。Modulo KENWOOD NSX GT3はA組での予選Q1となります。

その予選Q1のA組で4番手となるタイムを出した大津弘樹選手。19秒台前半のQ2進出を賭けた攻防に見事に競り勝ちました。

「ライン自体はドライだったのですが、ちょっとラインを外すとまだ水が残っている部分もあって、特に最終コーナーはアウト側に水や(タイヤカスなどの)ゴミが多くて、ラインを外すとタイムが出ないこともあって気をつけながら走っていました」と予選後のインタビューで大津選手は語ります。

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松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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