ウワサの最新装備がついに搭載! 新型レクサスESに量産車として初となるデジタルアウターミラーを採用

今年10月下旬に日本にデビューするレクサスのDセグメントセダン「ES」に、量産車としては初となるデジタルアウターミラーが採用されることが判明した。

今回レクサスESに採用されることになったデジタルアウターミラーは、通常ドアミラーが装着される部分をカメラに置き換え、そこで撮影した画像を室内のAピラー付け根部分に配置された5インチのディスプレイに表示するというもの。

カメラ部分の形状を雨滴が付きにくい形状としたうえで、ヒーターも装備している。モニターは室内にあるので、従来はウインドウガラスやミラーについた無数の水滴に邪魔された視界をクリアに手に入れることができるようになる。

また、ウインカーを操作した際や、セレクターをリバースにした際には表示エリアを拡大したり、角度を変更したりすることで、視界を効率的に手に入れることができるようになっている。

さらに夜間は表示される画像を明るくすることで、視認性を向上。安全性を向上している。

デジタルアウターミラーは今後さまざまな車種への展開が期待されている装備。各社がどのような形状のカメラを使い、どのようにモニターを配置するかに興味が集まっている。

レクサスESプロトタイプ

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
続きを見る
閉じる