横浜ゴムは、高い氷上性能を誇るSUV向け商品「iceGUARD SUV G075」に新サイズを追加し、2018年9月1日から順次発売します。
追加サイズは285/45R22 114Q~235/55R17 103Qの24サイズで、価格はオープン。同商品は2016年に「iceGUARD」ブランド初のSUV向けとして発売したタイヤで、今回のサイズ追加により全42サイズから全66サイズにラインアップを拡大し、22インチ、19インチもカバーすることになります。
「iceGUARD SUV G075」は、SUVユーザーからのニーズが最も高いという氷上性能の向上に主眼を置いて開発されています。さらに、氷上性能の持続性と省燃費性に加えて、都市型SUVに対応するべく静粛性も追求。従来品よりもパターンノイズを28%低減(騒音エネルギー低減率での比較)するなど静粛性も引き上げられています。。
氷上性能では「iceGUARD」のコンパウンド技術「スーパー吸水ゴム」と「iceGUARD」のパターン技術を取り入れた専用トレッドパターンを採用。氷上制動性能は、従来の「GEOLANDAR I/T-S」に比べ23%向上。
ロングライフも特徴で、「スーパー吸水ゴム」に配合した「ブラックポリマーⅡ」と「エボ吸水ホワイトゲル」が低温時でもゴムの柔らかさを維持し、長期間にわたって高レベルの氷上性能を持続するとのこと。
燃費性能では、低燃費タイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」の技術を応用した「低発熱トレッドゴム」が採用され、発熱によるエネルギーロスを抑え、転がり抵抗を5%低減しています。
(塚田勝弘)