プレスカンファレンスの後は、お楽しみの「ブリーラム・ナイト」! ここではブリーラムの伝統的なパフォーマンスや食事、文化を楽しむことができました。
ブリーラムを象徴するパノムルン遺跡。パノムルンとは、オーストロアジア語族のモン・クメール語派に属する言語、クメール語で「大きな丘」を意味し、13世紀頃にパノルムン周辺を所領とするマヒンドラプラ家のナレーンドラティットが大規模な寺院を建立したのだそうです。
興味深かったのが火山灰でできた「プーアッカニー布」。説明によるとブリーラム県内には多くの死火山があり、その火山灰と樹皮で木綿糸を染めて作られているそうです。火山灰で染めた綿織物はタイで他にはなく、縁起物としてスカーフや衣類に用いられているとのこと。実物を触ってみると、とてもやわらかくてびっくり! お土産に頂いたのですが、これから大活躍してくれそうな予感です。
スポーツコーナーでは、地元のサッカーチーム「ブリーラム・ユナイテッド」に送られたトロフィーが展示されていました。もちろん、スーパーGTとMotoGPも紹介もされていましたよ。
ステージ上では駐日タイ王国特命全権大使やブリーラム県知事のスピーチの他、伝統的なダンスも披露されるなど、まるでタイに観光にきたかのような気分になりました。
フードコーナーではエビの風味がたまらないタイ焼きそば「バッタイ」や、タイ産のお米を使用した「ガパオライス」といったタイ料理がずらり! どれも美味しくて、ペロリと平らげちゃいました。
南国らしいフルーツの盛り合わせを発見! スイカのフルーツカッティングは圧巻です。もう、見ているだけで幸せになりますね。
プレスカンファレンスと「ブリーラムナイト」に参加し、現地の方が国をあげて「MotoGP PTT Thailand Grand Prix 2018」を盛り上げようとしていること、そして「ブリーラムの素晴らしさをもっとたくさんの人に知ってもらいたい!」という気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
「MotoGP PTT Thailand Grand Prix 」は2018年から2020年までの3年間、公式に選手権開催の権限が与えられたとのことです。MotoGPファンの皆様、観光もかねて観戦しに行ってみてはいかがでしょうか?
(写真:諸星陽一、文:yuri)
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