発売時はCVT仕様のみが発表されていますが、富士スピードウェイのショートサーキットで事前試乗を行ったときは、オートブリッピング機構を備えるマニュアルミッション・iMTもラインアップされており、8月2日に追加されています。
このクルマの性格を考えたら、ぜひともマニュアルミッションは欲しいところです。1.2リットルのCVTにはマニュアルモードを備えますが、それじゃあやっぱり物足りないでしょう。
今回、カローラスポーツはクラウンと同時に発表されました。この2車が同時に発表されたのには大きな意味があります。この2車には共通する装備が採用されました。それはコネクティッド関連の装備です。
カローラスポーツにはDCMと呼ばれる車載通信機が全車標準装備され、常時Tコネクトサービスに繋がっている状態となります。Tコネクトサービスの利用料金は3年間無料ということです。Tコネクトサービスでは、警告灯点灯時のアドバイスを受けられたりするほか、万が一の事故時にオペレーターが警察や消防に連絡し救急車やドクターヘリの手配をしたりするヘルプネットの利用もできます。さらに、オイル交換や定期点検などのサービス関連の情報も提供されます。
ただ、スマホがあれば時計は不要というのが今の若者、クルマにこの装備がついたことが購入のきっかけになるか? 結果は3〜4年後、無料期間が終わったころにわかるかもしれません。
(文・写真:諸星陽一)