「600LT」をワールドプレミアしたマクラーレン。2025年までに18のニューモデルを導入へ

2018年7月12日・13日に開催された英国のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、マクラーレン・オートモーティブは「マクラーレン600LT」をワールドプレミアしました。

「マクラーレン600LT」からの車名からも分かるように、マクラーレンの「ロングテール」の名が与えられた4番目のモデル。

カーボンファイバー製ボディパネルとシャーシに加えて、固定式リヤウィング、大型リヤディフューザーにより、リヤエンドはベース車の570Sクーペよりも74mmもストレッチされています。さらに、ダウンフォースを大きく向上させることで、とくにサーキットでダイナミックな走りが可能としています。

エンジンは3.8LのV8ツインターボをミッドに搭載し、600ps/620Nmというアウトプットに加えて、カーボンファイバー製シャーシと軽量アルミニウム製ボディパネルにより、96kgの軽量化により強烈な加速を引き出せるとしています。軽量化により、0-100km/h加速はわずか2.9秒、0-200km/h加速は8.2秒で、最高速が328km/hに到達します。

さらに、マクラーレン・オートモーティブは、12億ポンドを研究開発に投入し、2025年までに18のニューモデルを導入するという、新しいビジネスプラン「Track25」を発表。

2017年には、第2世代のスーパーシリーズ、570S SpiderそしてマクラーレンSennaといった新モデルを投入し、2018年には、この600LTを発表。今後の新モデル発表からも目が離せません。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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