新型メルセデス・ベンツ「Gクラス」にファルケンのタイヤが2種類採用されたと住友ゴムが発表しました。今回の採用は、住友ゴムグループの欧州の販売子会社であるファルケンタイヤヨーロッパによるもので、「WILDPEAK A/T AT3WA」、「EUROALL SEASON AS210A」。上記2つのタイヤは、メルセデス・ベンツが求める高い性能を満たすことが評価され、納入に至っています。
ひと回り大きくなった新型メルセデス・ベンツGクラス。詳しい試乗記は別に機会にお届けしますが、オンロードの快適性を大幅に引き上げながら、本分である高い悪路走破性は改良前から性能をキープしています。
「WILDPEAK A/T AT3WA」はオンロードからオフロードまで対応し、優れた操縦安定性能と駆動力に加えて耐久性能とロングライフ性能も発揮するとしています。
一方の「EUROALL SEASON AS210A」は、オールシーズンタイヤとして氷雪上でも走行が可能。従来品の「EUROALL SEASON AS200」はドイツの自動車雑誌でもハイドロプレーニング性能、ウエットグリップ性能、静粛性能を高く評価されたそう。
ファルケンタイヤヨーロッパの新車用タイヤ部門のマネージャーは「新型Gクラスに装着されたことで我々の開発・生産能力が証明されたことになります。今後もさらにメルセデス・ベンツとの連携を強化していきたいと思います」とコメントしています。
(塚田勝弘)