エンジンで発電しモーターのみで走行する日産・ノートe-POWER。発進時からきめ細かな制御が可能で、しかも安定した駆動力が得られるため、雪道や凍結路などでも走らせやすいのが特徴です。
日産・リーフもそうですが、半日程度の雪上・氷上試乗だと2WDでも十分? と思えてしまいますが、実際に雪国にお住まいの方からすると、例えば滑りやすい登り坂での発進時など、少しでもリヤに駆動力が伝われば、というシーンはあるはず。
7月5日、日産・ノート e-POWERに、主に寒冷地や積雪地のユーザー向けに走行性能をさらに高めた4WD(モーターアシスト方式)が追加されました。
「e-POWER」とモーターアシスト方式の4WDを組み合わせた新開発のシステムで、積雪や凍結路面などでの走りをサポート。「e-POWER」の走行性能はそのままに、全輪モーター駆動による緻密なコントロールにより、凍結した急な登り坂や交差点での右左折時、タイヤへの抵抗が大きな深い雪道でも安定性が向上し、安心な走りを実現するとしています。
なお、今回の仕様向上に併せ、特別仕様車「ノート シーギア」にも「e-POWER」グレードに4WD(モーターアシスト方式)が追加されています。ノートe-POWERの4WDは、223万7760円〜264万600円です。
(塚田勝弘)