バイクレースからF1まで大活躍した伝説のレーサー・国さんはまだまだ現役!【クルマ塾2018・日産編 その3】

それからハコスカ15号車での破竹の50連勝につながります。豪快にドリフトする姿を見たドリキンこと土屋圭市さんが感動したエピソードや、タイヤにも恵まれ全車を周回遅れにした快走の伝説は現在でも語り継がれています。

F1にもスポット参戦したことがあります。ティレルの6輪が話題を集めていた時代ですが、このときは1年遅れのマシンを譲り受けて日本人最高位の9位に入賞しました。

まさに日本レース史の生き字引というくらいエピソードに事欠かない高橋国光さんの語る、「レースというのは暴走ではない。勝つためには経験やいろいろな要素が必要です。そして今の私があるのは昔の頑張りと、皆様の助けです」という言葉には重みがあります。

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クルマ塾 講演3「ボクのレース人生」高橋 国光氏

(畑澤清志)