例えば、ヘッドライナーを6mmから8.6mmに厚くすることで、吸音力が約13%アップしたそう。
実際に街中や首都高速などで走ると、タイヤ由来のロードノイズやパターンノイズが抑えられていて、エンジンの透過音や風切り音なども抑制され、改良前モデルと乗り比べると、その差は明らか。音の大きさだけでなく、音の時間変化や到来方向をコントロールするというコンセプトを掲げて静粛性向上が図られたCX-3。静粛性向上という目標達成により、車格が1段上がった印象を受けます。
上記のメニューにより、約2kgの重量増になっているそうですが、それでも静かな車内を実現するという目標を実現すべく、こうしたメニューが盛り込まれています。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)
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