【新型マツダ・CX-3試乗】静粛性向上のため約2kg増となる対策から得られた効果とは?

例えば、ヘッドライナーを6mmから8.6mmに厚くすることで、吸音力が約13%アップしたそう。

実際に街中や首都高速などで走ると、タイヤ由来のロードノイズやパターンノイズが抑えられていて、エンジンの透過音や風切り音なども抑制され、改良前モデルと乗り比べると、その差は明らか。音の大きさだけでなく、音の時間変化や到来方向をコントロールするというコンセプトを掲げて静粛性向上が図られたCX-3。静粛性向上という目標達成により、車格が1段上がった印象を受けます。

上記のメニューにより、約2kgの重量増になっているそうですが、それでも静かな車内を実現するという目標を実現すべく、こうしたメニューが盛り込まれています。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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