「アルピーヌ A110 プルミエール・エディション」は足まわりも徹底した軽量化を敢行

さらにアルミ製サスペンション、1脚13.1kgという非常に軽量なサベルト製スポーツシート、世界初を謳うパーキングブレーキアクチュエータが内蔵されたリヤブレーキキャリパーにより軽量化を達成。パーキングブレーキアクチュエータ内蔵リヤキャリパーは、通常のリヤキャリパーよりも2.5 kg軽いそう。

足まわりでは、乗り心地とハンドリングの性能を高めるため、前後ともにダブルウィッシュボーンを採用。ホイールの正確なキャンバーコントロールが可能になり、ロールを抑える必要性が低下したため、軽いパイプ状のアンチロールバーの採用が可能になっています。

また、ホイールの上下方向の可動範囲が拡大し、軽量なボディもあって、スプリングも適度に柔らかくできたとしています。さらに、ショックアブソーバーには、バンプストップラバーが廃されたハイドロリック・コンプレッション・ストップが採用されています。

走りを支えるタイヤはミシュランの「パイロットスポーツ4」で、サイズはフロントが205/40R18、リヤが235/40R18。軽量なFuchs製の鍛造ホイールで、ばね下重量の軽減に貢献するとしています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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