【中古車】スズキ・ジムニー3代目JB型は驚異の残価率! 平均価格93万円は人気車の証!!

それでは旧型ジムニーの中古車のグレード構成を見てみましょう。最も多く流通しているグレードは、特別仕様車のランドベンチャーで32.3%を占めています。ランドベンチャーは2001年5月に初めて設定された特別仕様車。その後何度か登場し、2014年8月以降はほぼカタログモデルのように通期に渡って販売されました。

3番目に多いのが15.6%でカタログモデルの上級モデルであるXC。そして15.2%でカタログモデルの標準グレードとなるXC4WDとなっています。4番目が11.2%で特別仕様車のワイルドウインド、5番目は7.9%のクロスアドベンチャーです。2WDモデルのジムニーLやJ2の流通は非常に少なく見つけるのは困難です。

続いてトランスミッションですが、本格オフローダーのジムニーだけにMT車が多いように思われますが、MTが36.6%、ATが63.1%とAT車の方が多くなっています。

オススメとしては、トランスファーの切り替えがスイッチ式に変更された2004年式以降で、グレードは装備の充実したXCもしくは流通台数の多いランドベンチャーと言えるでしょう。とはいえ、自分の使い方そして予算に合わせて、じっくりと吟味できるのもジムニーの中古車選びの醍醐味なのです。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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