横浜市内の大型ショッピングモール「トレッサ横浜」(港北区)内のリヨン広場では、6月17日(日)夜9時までル・マン24時間レースのパブリックビューイングを開催! 朝10時から多くの買い物客が脚を止めて、トヨタTS050ハイブリッドの走りを見守っている。
トヨタが後続を引き離す独走状態
気になるレースはスタート直後からトヨタの2台が後続を大きく引き離す独走状態。7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)を8号車(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組)が同一周回で追いかけながら、2台は悲願の初勝利に向けて盤石の走りを続けている。
パブリックビューイングが開始された午前10時は、ちょうどレースの折返し地点。現地は深夜3時を迎え、ヘッドライトの明かりによる幻想的な光景が大型スクリーンに映し出されていた。
大型スクリーンの前にはベンチシートや折りたたみ椅子のほか、レカロ製のシートも用意。セミバケットシートを倒して見ている姿が目についた。
スクリーン前で脚を止めた方に話を伺ってみると「毎年ここで観戦しているんですよ。今年こそ総合優勝してほしい。まだレースは残り半分。予断は許さない」と気を引き締めるモータースポーツファンのほか「ル・マン24時間レースというのは知っているけれど、見るのは初めて。トヨタが1位なんですか? 凄いですね」という主婦の方も。
ル・マンを走ったマシンも展示
スクリーン下には、1992年のル・マン24時間レースに参戦したTOYOTA TS010が展示され、モータースポーツファンがその姿をスマホに収めたり、小さな子供たちが興味深く観察していた。
会場近くでは、「2018-2019 FIA 世界耐久選手権 第4戦 富士6時間耐久レース」の前売観戦チケットをイベント限定特別価格で販売していたほか、スマートフォンを使ったアンケートを実施。
回答するとコンパクト双眼鏡や折りたたみクッションなどのグッズなど、レース観戦に便利なグッズがプレゼントされ、人気を博していた。