ル・マン24時間レース初制覇へ向けてトヨタ好発進! パブリックビューイングに200名を超えるファンが集まる

パブリックビューイングに200名以上が参加

お台場のトヨタシティショーケース「MEGA WEB」内1階の特設会場で行われたこの日のパブリックビューイング。17時から配布が始まった180枚の優先入場券はまたたく間に配布終了。20時30分の入場が開始すると、追加席を併せて200名以上の方が集まった。

入場時、富士スピードウェイのサーキットクイン「クレインズ」から、フラッグやキャップなどの応援グッズが手渡されると、多くの方は着席後にさっそく着用するなど応援準備を整えた。

会場後方にはトヨタTS050ハイブリッドが展示され、マシンをスマートフォンで撮影する人の姿が後を立たなかった。

パブリックビューイングは21時に今井優杏氏の司会・進行のもと始まった。ゲストとして数々の24時間レースへの参戦経験を持つ木下隆之氏、モータースポーツジャーナリストの梅原康之氏が登壇。

木下氏は「去年もお見かけした方も結構いらっしゃるようで、何か同窓会みたいですね。去年は2階の奥でヒッソリやっていましたけれど、今年は会場が広いなぁ」というと、会場からは笑いも。

レース開始前のトークショーでは、TOYOTA GAZOO Racingの裏話や今レースの見どころ、トヨタTS050ハイブリッドの凄さ、そして今年のルールなどを解説。梅原氏は「今年はアロンソ。スパでの適応力の高さに驚きました。F1のトップドライバーがどこまでやれるのか注目です」と語ると、木下氏は「24時間走れるのか注目ですね。あとF1は独りで戦いますが、ル・マンはチーム戦。コミュニケーションが足りているかどうか」と気になる発言が飛び出した。

また小林可夢偉、中嶋一貴のMEGAWEB限定オリジナルメッセージが流れると会場からは拍手が。「なんかやや緊張した様子ですね」と今井が話すと、木下は「今年は何も無ければ勝てると言われているじゃないですか。それが一番怖いし緊張するんですよ」とドライバーらしい見方を示す場面も。

スタート時間になると、その場にいた全員が240インチの大型ディスプレイに注目。旗を振って応援。

レース開始直後、後続で接触があったもの、トヨタTS050ハイブリッドの2台は入れ替わりながら先頭に快調に走行。後続とのギャップを広げていく。その様子を見ながら、トークショーではル・マンの思い出などが語られた。

会場では「2018-2019 FIA 世界耐久選手権 第4戦 富士6時間耐久レース」の前売観戦チケットをイベント限定特別価格で販売。前売りチケットよりも安く販売されていた。チケットは明日も販売されるので、ぜひチェックして欲しい。

ゴールの瞬間をみんなで見届けよう!

MEGA WEBでのパブリックビューイングは17日(日)も開催。抽選券の配布は19時から行われ、19時に開場。20時30分から22時30分まで、ゴールに向かう終盤とチェッカーの瞬間、そして表彰式などをライブ放映する。

ゲストはJ SPORTSレース中継で解説を務める福山英朗氏と、2017年ル・マン24時間レースに参戦した国本雄資選手。先着180名にTOYOTA GAZOO Racingグッズがプレゼントされるので、ぜひ脚を運んでみてはいかがだろうか。