いよいよ、予選で24名が決まり、次のステージは単走決勝です! 1台ずつ走り、上位の16台のみが追走ファイナルへ進むことができます。
チャンスは2回! 1本目でトップ8に残れば、2本目は走らなくてもOK。9位以降はもう1本走り、そこから再度トップ8台に絞られ、計16台がファイナル進出です。
D1GPにはタイヤの本数制限があるため、総合優勝の確率を高めるためには、少ない走行回数でタイヤの溝を残すことが大事。でも1発で決めるのは容易なことではありませんよね…
私がスポッターを務めた日比野哲也選手は単走優勝を狙い1本目は思い切って飛び込みました!
会場を沸かせるスーパードリフトを見せたものの、角度がつきすぎてしまい、セクター1でふらつきがあったため24位。ワンミスでこれだけ差がつく熾烈な戦い….(汗)
残り1本ということで作戦変更。「ミスなく走れば追走進出」気持ちを切り替えて走った2本目では得点トップとなり、無事予選を通過しました。
私も、不慣れながら、スポッターとして役にたてたかなぁとホットしました。皆さんも是非、応援するチームの作戦やドライバーの性格を推し量って、スポッターになった気持ちで観戦頂ければ、きっと違ったD1の楽しみ方が見つかるかも。
(レーシングドライバー・塚本奈々美)