フォルクスワーゲンのスポーツ系モデルといえば、最もレーシーな「R」もありますが、歴史やインパクトからいえば「GTI」でしょう。1976年、ホットハッチとして初代ゴルフGTIが欧州で発売してから、フォルクスワーゲンのスポーツドライビングを最新技術で具現化。
日本への正式導入は1984年に登場した2代目(日本導入は85年)から。以来、多くのファンを獲得し、現在もGTIを乗り続けたり、新型が出る度に買い替えたりする人もいるかもしれません。
フォルクスワーゲンは今年「GTI」シリーズを拡充し、限定車になるコンパクトな「up! GTI」、特別仕様車「ゴルフGTI Dynamic」の6月8日(金)の発売に伴い、6月9日(土)と10日(日)の2日間、全国の販売店で「GTI」シリーズデビューフェアを開催すると発表しました。
同フェアでは、7月3日(火)発売予定の新型「ポロGTI」の先行受注も行われます。これにより、日本では、約13年ぶりに「GTI」シリーズの新商品3モデルが揃うことになります。
今回導入される新型ポロGTIは、今年3月に発表された新型ポロがベース。新型ポロGTIもベースモデル同様に、従来モデルから大きな進化を遂げています。限定車「up! GTI」は、up! 初のGTIモデルで、初代ゴルフGTIを彷彿とさせるホットハッチに仕上がっているそう。
特別仕様車の「ゴルフGTI Dynamic」は、「GTI」シリーズの頂点に君臨する最高のパフォーマンスを追求したモデルとしています。
(塚田勝弘)