【新車】日産デイズ、デイズ・ルークスに軽初の歩行者検知付踏み間違え衝突防止アシストを採用

三菱自動車の三菱eKワゴン、eKカスタム、eKスペースと同じように、日産ブランドからリリースされているOEM車の日産デイズ、デイズ・ルークスも5月28日に一部改良を受けました。

今回の改良点は、日産デイズ、デイズ ルークスの全車に標準装備されている衝突回避を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」の性能を向上。

従来のレーザーレーダー方式からカメラ方式に変更され、新たに約10km/h~60km/hの車速域で歩行者に対しても作動するようになり、車両に対する作動車速域も従来の約30km/h以下から約10km/h~80km/hへと拡大されています。

アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる衝突防止を支援する「踏み間違い衝突防止アシスト」も、レーザーレーダー式からソナーおよびカメラ方式に変更。軽自動車で初めて、前進時に歩行者に対しても作動するよう性能の向上が図られています。

また、後進時についても壁などの障害物に対して作動するように機能を追加。従来の加速抑制機能に加え、前・後進時ともに衝突するおそれがあると判断すると、自動的にブレーキを作動させる低速衝突軽減ブレーキ機能が追加されています。さらに、「ハイウェイスター」にはLDW(車線逸脱警報)を標準装備。

こうした予防安全性能の向上により、両車ともに、ハイウェイスターグレードは、経済産業省や国土交通省などが普及啓発をしている安全運転サポート車の「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」の「ワイド」に対応しています。

また、ボディカラーも一部変更されています。日産デイズとデイズ ルークスともに、従来の設定色のうち、「プレミアムオリーブメタリック」、「アッシュブラウンメタリック」、「スターリングシルバーメタリック」の3色が追加され、多彩なカラーバリエーションから選択できます。

さらに、日産デイズ ルークスには、軽やかな雰囲気を演出する「アイスブルー」のボディにホワイトルーフの2トーンカラー、大人の遊び心を演出する「プレミアムオリーブメタリック」のボディにホワイトルーフと「アッシュブラウンメタリック」のサイドミラーが組み合わされた3トーンカラーが新設定されています。価格帯は、デイズが108万8640円〜163万800円。デイズ・ルークスが136万6200円〜188万6760円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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