マツダ・CX-3に乗る際は「素直に足を伸ばした先に」ペダルがあることに注目です

マツダのSUV・CX-3は、コンパクトなボディを持っていますが、実際に乗ってみると小ささを感じないゆったりしたドライビング姿勢が取れることが特徴です。

具体的には、シートに着座した際、前方に向けて足をまっすぐ投げ出した先にアクセルとブレーキペダルが設置されているのです。

窮屈でないことはもちろん、足をまっすぐストレートに伸ばせるというところがポイントです。

これ、簡単にできると思う方もいるかもしれませんが、設計上はちょっと難易度高めなんです。なぜかというとマツダの場合、良好な操作性を考慮してアクセルペダルが上から吊られる形ではなく、下に基点があるオルガンペダルを採用しているからです。

基点構造部分をしっかりと配置しつつ、右前輪ホイールハウスを回避してやるためには、気合を入れて足元スペースの構造を考えておかなければなりません。つまり、はっきりとした意思を持って真っ当なドライビング姿勢を構築したということです。

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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