レーシングコース上では様々なコンテンツが行われましたが、何よりも楽しみだったのが1987年F1参戦マシン「フェラーリF187」のデモラン。
「フェラーリF187」は、鈴鹿サーキットで初めて日本GPが開催された1987年にゲルハルト・ベルガーが優勝を挙げた、日本にゆかりのあるマシンです。
デモランを担当する2017年SUPER GT GT300クラスシリーズチャンピオンの谷口信輝選手がマシンに乗り込むと、頭がピョンと飛び出て見えます。「そうか、谷口選手は185.4cmあるから頭が出ちゃうのか」なんて思いながら、気になったのでベルガーの身長を調べてみると185cmと谷口選手とほぼ同じ身長。
と言うことは、当時のF1マシンの乗車スタイルはこうだったということ!?
「フェラーリF187」が活躍した1987年は私が生まれる前なので、もちろん当時の走行を見たことがありません。しかし時代は違えど、フェラーリF1マシンのサウンドは心にぐっと響くものがありました。
他のレーシングマシンのサウンドも素敵でしたが、やっぱりF1サウンドが好きだなぁと改めてF1への愛を確認した瞬間でした。
久しぶりに聞くF1サウンドにしばし酔いしれていたのですが、周回数はたったの3周。もう少し走ってほしかったなぁ、なんて思ったり。
この他にも全長4.563mの富士スピードウェイレーシングコースを愛車で走行する「モーターファンフェスタ・マイカーパレードラン」や、日本車にはない独自の風格を放つルノー車が300台以上集まった「ルノー・スポールジャンボリーin MFF」も見応えがあり、“史上”最高に楽しいイベントでした☆
(yuri)