ボルボはセダンのSレンジ、ステーションワゴンのVレンジ、そしてSUVのXCレンジという3つの車種ラインアップを設定しています。2018年4月22日に開催されたモーターファンフェスタ2018in富士スピードウェイ(MFF)のボルボブースでは、注目の高いSUV2車種と日本限定15台という特別仕様車が展示されました。
世界販売3000台のうち日本には15台導入されることになっている特別仕様車が「V90クロスカントリー オーシャンレースエディション」。車両本体価格は969万円となっています。
ネーミングにもなっているボルボ・オーシャンレースとは、ボルボがオーガナイズしている世界一種のヨットレースのこと。世界トップクラスのセーラーが最新のハイテクレーシングヨットを操り、史上最速のスピード競うというものです。
ステーションワゴンのV90に本格SUVのオールロード性能を加えたクロスオーバーモデルV90クロスカントリーT6 AWDサマムをベースとしたオーシャンレースエディション。外観はクリスタルパールのボディにカオリングレー&フレア・オレンジのトリムでオリジナリティを主張しています。
インテリアは専用のナッパレザーを使用し、アクセントカラーとしてシートベルトやパイピングにオレンジを採用した個性的な仕立てとなっています。このV90クロスカントリーオーシャンレースエィションはボルボスタジオ青山のみで購入可能となりますが、メンテンナンスはご自宅近くのボルボディーラーで受けることができます。
人気のXCラインからは昨年日本カー・オブ・ザ・イヤーのイヤーカーに輝いたXC60。そして先日発表されたばかりのコンパクトSUV、XC40を展示。両モデルともに異なる新シャーシを採用し、先進の運転支援システムをはじめとした安全性の高さや高い走行性能で高い評価を受けているモデルです。
XC60のパワートレインはディーゼル、ガソリン、PHVの3種類。XC40は2種類のガソリンエンジンを用意し、車両本体価格はXC40が389万~549万円。XC60は599万~884万円となっています。
(萩原文博)