【中古車】3カ月で約70万円も値上がりした日産・セレナの稀少中古車とは?

ライダーといえば、日産のファクトリーカスタムブランドであるオーテックが手掛けた人気のコンプリートカーです。フロントバグリルやバンパー、リアバンパーなどの専用のエアロパーツを纏い、専用のシート表皮、専用マフラーを装着。これらのパーツは後付けすることができないというのが特徴で、非常に人気の高いモデル。

ライダーパフォーマンススペックは上記の専用パーツに加えて、専用チューンを施したサスペンションをはじめ、ヤマハ製のパフォーマンスダンパーなどを採用したボディチューンを敢行。さらに専用17インチホイール+アドバンスポーツの専用タイヤを装着した走りに磨きを掛けたモデルです。

セレナライダーパフォーマンススペック S-HYBRIDは2012年8月のS-HYBRIDが追加された時に登場しました。現在値上がりしているのは2012年8月からビッグマイナーチェンジが行われる2013年12月までのモデルです。

中古車の流通台数は現在10台で3カ月前の2台から大幅に増えています。それに伴って平均価格も129万円から198万円へと値上がりしています。一方同じ年式のセレナライダーパフォーマンススペック ブラックラインS-HYBRIDは流通台数8台、平均価格179万円とわずかに割安になっています。

内外装やマフラーを変更したライダーも人気が高いですが、サスペンションやボディワークまで施したハイパフォーマンススペックの人気は別物といえる人気です。この値上がりの背景にはオーテックのプロダクト変更が関係しているのかもしれません。

現行型セレナでは、2018年1月のe-POWER追加時に従来のライダーシリーズに変わって、プレミアムスポーティ志向の新ブランドAUTECHを発表。さらにプレミアムスポーティミニバンとしてハンドリングや加速感をチューニングしたAUTECH SPORTS SPECを設定しました。

ライダーシリーズなどで培ったノウハウをさらに進化させた新ブランドなのですが、やはりライダーというブランドへのユーザーの憧れがこの値上がりとなって表れているのかもしれません。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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