2018年に発売が予定されている、あるいは発売が噂されている国産車をご紹介。今回は7~9月編です。
▪ホンダ・CR-V
昨年開催された東京モーターショーでお披露目されたSUV「CR-V」の発売が夏頃に予定されています。SUVのなかでは、すでに「ヴェゼル」が存在感を示していますが、「CR-V」はサイズがもうひと回り大きく、3列目シートと合わせて、より実用性を高めているのがポイント。
パワートレーンには、「アコード」「オデッセイ」や「ステップワゴンハイブリッド」でお馴染みの2モーター式のSPORT HYBRID i-MMDを採用。街中などの低速域は積極的にモーター走行となるため、燃費だけでなく走りの質感にも期待が持てます。
▪ホンダ・インサイト
1999年に初代モデルが登場し、2006年の二代目では「トヨタ・プリウス」と激しいエコカー競争を繰り広げた末、2014年に販売を終了した「インサイト」が、新型となって今夏に復活を遂げます。
1月に開催されたデトロイトモーターショーではプロトタイプが初披露され、「アコード」「オデッセイ」や「ステップワゴンハイブリッド」と同じく2モーター式のSPORT HYBRID i-MMDや先進安全装備「Honda SENSING」の搭載が明かされました。
▪ホンダ・クラリティPHEV
「トヨタ・MIRAI」と同じく燃料電池車として登場した「クラリティ」をベースに、新たにプラグインハイブリッド版が追加されます。搭載するのは2モーター式のSPORT HYBRID i-MMDですが、バッテリーの出力と容量を高めることでモーターだけで100km以上走れると言います。また、乗車定員は最大で5名を実現。ちなみに、プラグインハイブリッドで競合となる「プリウスPHV」の場合、モーターだけで走れる距離は68.2kmで、乗車定員は4名。
(今 総一郎)