限定車の登場数では輸入車ナンバーワンかも!? と思わせるほど多くの特別仕様車が設定されているフィアット500。「隣のチンクエチェントと同じは嫌」というニーズに応えるためか、あるいは限定車を絶えず投入することで商品力を保つ戦略なのかもしれません。
3月3日から200台限定で販売されるフィアット500の限定車「500 Pura(プーラ)」は、温かみのある「アイボリー」のボディカラーを基調として、華やかなエクステリアパーツが加わった春らしい1台。
フィアット500に「アイボリー」が採用されるのは世界初で、親しみを感じさせる500の外観に新鮮な表情をもたらすとしています。さらに、クローム仕上げのエクステリアミラーハウジングや15インチダイヤモンドフィニッシュアルミホイールが変化を与えています。
ベース車はバイキセノンヘッドライトやフルオートエアコン、アラーム式リアパーキングセンサーといった充実装備が魅力の「Lounge(ラウンジ)」で、限定車500プーラには、電動サンルーフやリヤプライバシーガラスが特別装備されます。
なお、搭載されるエンジンは1240ccの直列4気筒SOHCで、「デュアルロジック」と呼ばれるATモード付5速シーケンシャル(シングルクラッチ)との組み合わせ。ハンドル位置は右側で、価格は2,470,000円です。
(塚田勝弘)