【WRC2018・第2戦スウェーデン】連覇に向けトヨタ1-2発進!

2018年WRC(世界ラリー選手権)第2戦ラリー・スウェーデンが2月15日(木)に開幕。Day1終了時点でTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamが1-2フィニッシュと順調なスタートを切った。

スウェーデンの路面は全面〝雪〟。WRC唯一、タイヤはスタッドレスでは無く、スタッド/スパイクタイヤで走るイベントである。

スウェーデンのカールスタッドでスーパーSSが行なわれ、ヤリスWRCで出場したトヨタ勢は8号車オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組が総合1位、7号車ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組が0.3秒差の2位、9号車のエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組も2.2秒差で総合8位につけている。

もっとも、Day1は1.9kmのSS1のみを走行しての結果。1位のタナク組から1秒の間に6位のティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー組(ヒュンダイ)まで、6台のマシンがひしめいている。昨年の年間チャンピオン、セバス・チャンオジェ/ジュリアン・イングラシア組(M-SPORTフォード)は2.5秒差の9位につけている。

昨年、参戦復帰2戦目という早い時期に優勝を果たし、ラトバラ選手は暫くの間ドライバーランキングのトップを守る活躍を見せた。また、夏のラリーフィンランドでも優勝している。開発拠点をフィンランドに置くTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamにとってはスカンジナビアでのイベントは絶対負けられない/落とせない。

また、今年は開幕戦、モンテカルロで2-3位を獲得と好スタートを切っている。Day2のSSは7つ、115.2kmで争われる。

(川崎BASE)